후리가나로 읽는 일본 고전
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まきのとみたろうじじょでん
牧野富太郎自叙伝
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 牧野富太郎自叙伝(まきのとみたろうじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,045자 · 185화면
A それで実際の待遇の差はどうなんだ。
B 官吏たる助教授、教授などは元来、そうとうの実質上、待遇を受けている。それに各学部で定員がちゃんと治まっているから、うかつに教授に長生きされると、その下の助教授などは全くの万年助教授で一生浮かばれんことになる。それで停年制というのが出来上ったのだが、その代り停年で辞めるような連中には、ちゃんと恩給がついていて、老後の生活は保証されているんだ。ところが講師の場合だが、いいかい? さっき言った毎年毎年辞令の出るような講師の俸給は、元来、毎週その講師が受け持たされている、たとえば毎週一時間の講義をする講師の年俸は大体百五十円から、二百円、二時間講義をするものはその二倍の三百円から四百円という風に、慣習的に相場がきまっているんだ。だから一時間講義をする先生は、月割にすれば、たった十二三円の月給取りという勘定になる。ふつうの講師は毎週二時間から四時間だから、その中をとれば月給は大たい三十八円というわけさ。ところがわが牧野老先生は、本年七十八歳、四十七年間もの長い間講師を勤めあげた甲斐があって、講師としては最高の月給取りなんだが、それが先日来、問題の月給七十五円なんだ。