후리가나로 읽는 일본 고전
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かがくほうほうろん
科学方法論
戸坂 潤
戸坂 潤의 科学方法論(かがくほうほうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,035자 · 284화면
一例としてフィヒテの Tathandlung の体系を取ろう。又優れたる方法は常に一つの体系である。何となれば、方法とはこの場合、一つの落想ではなくして秩序ある考え方であるべきだからである。一例として現代の現象学――それは一つの方法※Zu den Sachen selbst“を意味する――を挙げよう。方法と体系との相互の運動を注意せしめたのは、恐らくヘルマン・コーエンであった。
(方法概念と体系概念との運動が、相互の否定を媒介して初めて起こる処の運動であり、従って両者が弁証法的関係にあること、この意味に於て二つは相反対する概念であること、之を方法・対象の場合に準じて述べる手数を、私は省いて好いと思う。)
かくて学問性は、一方に於て、前に手続きとしての方法と考えられたに対して、考え方としての方法であり、又他方に於て、前に成果としての体系と考えられたに対して、組織としての体系である。今や学問性とは学問の方法であり又学問の体系である。此の二つの概念は相互に否定し合う筈であったから、或る時は体系概念が、之に反して又或る時は方法概念が、学問性を云い表わすものとして理解されることは必然であるであろう。