후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
「ずっと前から十二三本杉丸太のあった上へ、三日ほど前荷が入ったので、ほんの間に合せに杉丸太を下敷にして檜材を五六十本積みましたが、それがお気に召したそうで、ヘエ――」
平次は黙ってそこを出ました。
「親分、どこへ行きなさるんで」
「二三日前に積んだ材木は気に入らないが、とにかくそこへ行ってみるとしよう。そこで竹筒が見付からなきゃ、まず諦める外はあるまい」
二人は材木屋の店を出ると、遅い月の出の薄明りに照されながら、河岸の材木置場へ廻りました。
「おや、変な音がしたようですぜ、親分」
「材木の崩れた音だ、急いで行こう」
二人は物音のした方へ飛んで行きました。
「あッ」
幸いの月明り、すかして見ると杉なりに積んだ檜の巨材の間に何やら蠢くもの。
「それ行け、八」
飛込むと、それは大きな材木の間に、左手を突っ込んだまま、抜き差しもならずうめく人間の姿ではありませんか。
「道尊坊だ」
変哲な法服と、髯面が紛れもありません。
「罰が当ったのだよ」
平次もしばらくは手の下しようもありません。
「助けてくれ、苦しい、――苦しい」
平次とガラッ八はもう躊躇しませんでした。崩れた材木を起して、左腕を折った道尊坊を引出し、ともかくも手当てをさせて腰縄を打ってしまいました。