후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
と半之丞。
「それでは伺いますが、見附で落馬なすった時は、文箱はどうなりました」
「持っていた――が、生得馬が嫌いで、落馬も生れて始めてだから、大地に膝をついた時、思わず取り落とした」
「拾い上げたとき変ってはいませんでしたか」
「いや、変る道理がない。眼の前で黒助が拾って、土埃を払って渡してくれたのだ」
「そこから歩いていらっしゃるうちに、摩り替えられるような事はございませんか」
「そんな事はありようはずはないではないか」
「お帰りになって、しばらく隣の御部屋の机の上にお置きになったそうじゃございませんか」
「着替えのうち、しばらく目を離したが、そこには召使の者が見張っていた」
「その方に逢わして頂けませんか」
「いいとも、これ、お組を呼んで来るがいい」
「ハイ」
お秀が立って行くと、入れ換って二十一二の、召使とは見えぬ美しい女が入って来ました。
「お召でございましたか」
「この人が訊きたいことがあるそうだ、何でも真っ直ぐにお答えするのだぞ」
「ハイ」
静かに一礼して上げた顔は、その辺の商売人にも滅多にない容色で、髪形、銘仙の小袖、何となくただの奉公人ではありません。
「この方は、御女中でございますか、旦那」