후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
「フム、まず女中だ」
「まず女中とは?」
「家内に先年死に別れて、なにかと身の廻りの世話をさせておる」
そう言えば立派なお妾です。八五郎は日本一の尤もらしい顔をして、この女を見据えました。
「生れは?」
「房州の知行所の者だ」
と半之丞が引取りました。
「いつごろ御奉公に上がりました」
「もう三年ぐらいになるかな、お組」
「ハイ」
「旦那、いちいちそう旦那がおっしゃっちゃ何にもなりません。この御女中の口占から、いろいろの事を見付け出すのが、私の方の術で」
「左様かな」
ガラッ八の半間な調子と、それを精いっぱい尤もらしくする言葉に、相沢半之丞も少しうんざりしております。
「ところで御女中、文箱はお前さんの目の前で摩り替えられたはずだ、この辺で何もかも申上げたらどうだ」
とガラッ八、思いの外突っ込んだ事を言います。
「えッ、そんな、そんな事はございません」
お組の顔はサッと血の気を失いました。
「落馬した時に変らず、道中で変らなければ、旦那がちょっと眼を離した時、――お嬢様が御手伝いをして着換えをしている時、隣の部屋でお前さんが摩り替えるより外に変りようがないではないか。大事な時だ、よく考えて物を言った方がいいよ」