轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ぞくほうしこう

差別の根源を考える

喜田 貞吉

喜田貞吉『差別の根源を考える』。同一底本的分册已合并为一书。收入:俗法師考、融和促進、融和問題に関する歴史的考察。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 147,985 字 · 289 页

青空文庫

4 無意識の圧迫

彼らの感ずる心中の不満足は、相変らず大きなものなのです。ここにおいてかいわゆる水平運動の波はこの比較的差別の少い関東地方にまでも、いわゆる徹底的糾弾の渦を巻かせて、ために世良田事件のような大破裂を引き起すにも至ったのです。いわんやさらに数等の差別的観念のひどい関西地方において、その差別される者の蒙る苦痛がどんなに大きなものであるか、その結果がどんなに大きなものとなるべきかについては、一般世人は深く考えなければなりません。

4 無意識の圧迫

しかるに冷淡な世間の無理解者は、よくこんなことをいいます。「われわれが誰と親しく交わろうが、どこで品物を買おうが、誰と結婚しようが、それは各自の自由意志に従うべきもので、決して他から差図さるべきはずはない。軒を並べて久しく隣どうしに暮らしていても、身分が違い、境遇が違えば、毎日顔を合わしながら、挨拶一つせずに過ごす場合もある。近所に同じ小売店が二軒あって、われわれがその一方のみで物を買っても、決して他の店から抗議を申さるべき訳はない。机を並べた同僚の間でも、気が合わねば親しくは交わらぬ。人を使うにしても、その選択は一に使用者の方寸にあって、他から適当だと推薦してきたからといって、必ずしもそれを雇い入れるとは限らない。