轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
小山清『落穂拾い・犬の生活』。同一底本的分册已合并为一书。收入:落穂拾い、犬の生活、夕張の宿、生い立ちの記、桜林、西隣塾記、聖アンデルセン、前途なお、早春、その人、遁走、朴歯の下駄、安い頭、わが師への書、メフィスト。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 239,741 字 · 486 页
この話は今日耕書堂で『日本武術神妙記』の口述筆記をした時に、君の話が出て、そのさい中里先生が話してくれたのだ。僕はこの話を聞いて君が自分のことをいつも焼木杙だと云っていたことを思い出した。中里先生は君が塾を去られたことを遺憾に思っていられるようだ。耕書堂には君も知っているように、中里先生が虎の画を描いた衝立がある。先生はその衝立を背後にして口述された。僕はなんとなく四睡図を思い浮べた。確か浅草寺にあるやつだ。虎に倚懸ってみんな昼寝しているのだ。豊干はもとより先生である。僕は寒山だか拾得だか、それは知らないが、一人の欠けていることが物足りない気がした。」
師友に先立たれて独りあとにとり残されるのは、所在ない気の抜けた気持のものである。