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あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
線上閱讀清沢 洌《暗黒日記(あんこくにっき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 93,322 字 · 188 頁
十二月二十六日(日)
十二月二十八日(火)
十二月三十日(木)
考える機会もないからでもあろう。活動家の周囲に思想家の顧問の要る一つの例である。
十二月二十六日(日)
九地方長官(いわゆる大知事)が、毎日新聞の座談会で、統制と価格の無茶振りについて、農商省を攻撃している。役人の役人攻撃で、その点偉観である。
馬揚恒吾君の話――千葉県で、ある妻君が米五升のために巡査にいじめられた。そこで夫が怒つてその巡査を毒害した事件があった。それを枢密院で南弘(枢密顧問官・元逓相)が発表したところが、東條首相はすでに知っていたそうである。
十二月二十八日(火)
小汀君の話――支那人は亀を嫌う。その嫌う「半十亀」が儲備銀行券の意匠にあった。普通では見えないが、檢微鏡では見える。この意味は「半十亀」はセパケと発音し、それが日本鬼に通ずるのである。つまり、日本を呪う意味だ。このデザイナーは死刑に処せられた、と。
こうした民衆の反抗にあっては、日支関係は失望あるのみ。
十二月三十日(木)
今朝の毎日新聞の社説に「赤化する北阿」とあり。北阿にユダヤ勢力が浸潤することを述べた結論に、
「一体北阿を舞台とする米英系の資本主義とソ連系の共産主義はどうなるかの疑問さえも成立しないのだ。