Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
というのが後の常識であるのに、「ぞ」でも「思はゆ」で止めている。「しほほ」も特殊で、濡れる形容であろうが、また、「しおしおと」とか、「しぬに」とも通うのかも知れない。
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大君の命かしこみ出で来れば我ぬ取り着きていひし子なはも 〔巻二十・四三五八〕 防人
上総周淮郡、上丁物部竜の作。下の句は、「我に取り着きて言ひし子ろはも」というのだが、それが訛ったのである。「我ぬ取り着きていひし子なはも」の句は、現実に見るような生々したところがあっていい。当時にあっては今の都会の女などに比して、感動の表出が活溌で且つ露骨であったとおもうのは、抑制が社会的に洗練せられないからであるが、歌として却って面白いのが残っている。「道のべの荊の末に這ほ豆のからまる君を離れか行かむ」(同・四三五二)も同じような場面だが、この豆蔓の方は間接に序詞を使って技巧的であるが、それでも、豆蔓のからまるところは流石に真実でおもしろい。
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筑波嶺のさ百合の花の夜床にも愛しけ妹ぞ昼もかなしけ 〔巻二十・四三六九〕 防人
常陸那賀郡、上丁大舎人部千文の作である。