Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme

Aozora Bunko

豐「其の方出生は何処だ」

清「天地の間でございます」

豐「黙れ、其の方奉行を嘲弄いたすな」

清「いえ/\、何ういたして、天下のお役人様、殊に御名奉行と承り承知致して居ります、甚恐れ多い事で、決して嘲弄は致しませんが、主名を申すと主の恥辱に相成るから申し上げられんと云うので、又々生れ処をお問がありましても是を申し上げればおのずから主名を明すような事で、故に天地の間と申し上げましたが、何はやお上を軽蔑いたすような申し分で重々恐れ入ります、だが何のように仰せられ肉がたゞれ骨を砕かれても決して申し上げられません、毛頭覚えはございません」

と更に恐るゝ気色なきに御奉行も言い様がない。主名は明されん、武士道が立たんというに、

豐「吟味中入牢申し付ける」

と此の下河原清左衞門が入牢を申し付けられたのは実に災難な事で、なれども斯ういう柔和の人が或は毒を盛ったか解りません、是から何れも念に念を入れ、吟味与力も骨を折って調べたがいっかな云わん、誠に薄命の事で。是からお話が二つに分れまして、又娘のお筆は、どうも身に覚えのない濡衣で袂から巾着が出て板の間の悪名を付けられたからは、お父さんが物堅いから言訳を申しても立たない、誰にも顔を合されないから寧その事一と思いに死のうというので、湯屋の裏口から駈出して小日向に参り