Japanische Klassiker mit Furigana
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せいねんのしさくのために
青年の思索のために
下村 湖人
Lesen Sie 青年の思索のために (せいねんのしさくのために) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.550 Zeichen · 203 Bildschirme
・托鉢の心
・仕事の量と質
・かざり気
・言葉の強弱
・リンカーンと孔子
彼はただ人を愛し、人を生かしたいと願うだけである。
・托鉢の心
もらって歩く姿で与えて歩くのが、昔の托鉢者の心であった。与えて歩く姿でもらって歩くのが、今の社会事業者の心でないことを望む。
・仕事の量と質
自分の果しうる仕事の量が少いのは、かならずしも恥ずべきことではない。ただ、仕事の質だけは常に最上であるように心がけたいものである。
・かざり気
草木は、果実がふくらみ出すと、花を散らす。人間は、生活が深まり出すと、かざり気がなくなる。共に自然の法則である。
・言葉の強弱
強いことをいう弱い人は、弱いことをいう弱い人よりも常に有害である。弱いことをいう強い人は、強いことをいう強い人よりも、しばしば有用である。
・リンカーンと孔子
リンカーンは彼の民主主義を説明して、「私は奴隷にはなりたくない。だから奴隷を使う人にもなりたくない」といった。孔子は、一言にして終身行うべき道を「恕」といい、更にそれを説明して「己の欲せざるところを人に施すことなかれ」といった。達人の達見は時処をこえて符節を合するがごとくである。
・舌
人間の肉体の中で、舌ほど強慾な部分はない。また舌ほどずるくて恥を知らない部分もない。