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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

そこで参考迄に此一首を抜いて置いた。

○

東の滝の御門に侍へど昨日も今日も召すこともなし 〔巻二・一八四〕 日並皇子宮の舎人

あさ日照る島の御門におぼほしく人音もせねばまうらがなしも 〔巻二・一八九〕 同

日並の皇子尊に仕えた舎人等が慟傷して作った歌二十三首あるが、今その中二首を選んで置いた。「東の滝の御門」は皇子尊の島の宮殿の正門で、飛鳥川から水を引いて滝をなしていただろうと云われている。「人音もせねば」は、人の出入も稀に寂れた様をいった。

大意。第一首。島の宮の東門の滝の御門に伺候して居るが、昨日も今日も召し給うことがない。嘗て召し給うた御声を聞くことが出来ない。第二首。嘗て皇子尊の此世においでになった頃は、朝日の光の照るばかりであった島の宮の御門も、今は人の音ずれも稀になって、心もおぼろに悲しいことである、というのである。

舎人等の歌二十三首は、素直に、心情を抒べ、また当時の歌の声調を伝えて居る点を注意すべきであるが、人麿が作って呉れたという説はどうであろうか。よく読み味って見れば、少し楽でもあり、手の足りないところもあるようである。