Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
長歌が蒼古峻厳の特色を持っているが、この反歌もそれに優るとも劣ってはいない。この一首の単純にしてきびしい形態とその響とは、恐らくは婦女子等の鑑賞に堪えざるものであろう。一首の中に三つも固有名詞が入っていて、毫も不安をおぼえしめないのは衷心驚くべきである。後代にしてかかるところを稍悟入し得たものは歌人として平賀元義ぐらいであっただろう。「中大兄」は、考ナカツオホエ、古義ナカチオホエ、と訓んでいる。
○
渡津海の豊旗雲に入日さし今夜の月夜清明けくこそ 〔巻一・一五〕 天智天皇
此歌は前の三山の歌の次にあるから、やはり中大兄の御歌(反歌)の一つに取れるが、左注に今案不レ似二反歌一也とあるから編輯当時既に三山の歌とすることは疑われていたものであろう。併し三山の歌とせずに、同一作者が印南野海浜あたりで御作りになった叙景の歌と看做せば解釈が出来るのである。
大意。今、浜べに立って見わたすに、海上に大きい旗のような雲があって、それに赤く夕日の光が差している。この様子では、多分今夜の月は明月だろう。
結句の原文、「清明己曾」は旧訓スミアカクコソであったのを、真淵がアキラケクコソと訓んだ。