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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

この幼婦のわたくしも、あなた同様、暫らくも休むことなく、絶えずあなたにお逢いしたいのです、というのであるが、男から、絶えずお前を見たいと云って来たのに対して、こういうことを云ったものであろう。この歌では、「同じこころに」と云ったのが好い。「死も生も同じ心と結びてし友や違はむ我も依りなむ」(巻十六・三七九七)、「紫草を草と別く別く伏す鹿の野は異にして心は同じ」(巻十二・三〇九九)等が参考になるだろう。なお、この歌で注意すべきは、「幼婦は」といったので、これは「わたくしは」というのと同じだが、客観的に「幼婦は」というのに却って親しみがあるようであり、「幼婦」というから此歌がおもしろいのである。

○

今は吾は死なむよ我背恋すれば一夜一日も安けくもなし 〔巻十二・二九三六〕 作者不詳

一首の意は、あなたよ、もう私は死んでしまう方が益しです、あなたを恋すれば日は日じゅう夜は夜じゅう心の休まることはありませぬ、というので、女が男に愬えた趣の歌である。「死なむよ」は、「死なむ」に詠歎の助詞「よ」の添わったもので、「死にましょう」となるのであるが、この詠歎の助詞は、特別の響を持ち、女が男に愬える言葉としては、甘くて女の声その儘を聞くようなところがある。