Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
(移り)をユツリと訛っていたりするので、東歌として集められたものであろう。この歌の、「時移りなば」の句は、時間的には短いが、その気持は、前の「信濃なる」の歌を解釈する参考となるものである。取りたてていう程の歌でないが、「妹が名も吾が名も立たば惜しみこそ富士の高嶺の燃えつつわたれ」(巻十一・二六九七)などと共に、富士山を詠みこんでいるので注意したのであった。
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足柄の彼面此面に刺す羂のかなる間しづみ児ろ我紐解く 〔巻十四・三三六一〕 東歌
相模国歌で、足柄は範囲はひろかったが、此処は足柄山とぼんやり云っている。「彼面此面」は熟語で、あちらにもこちらにもというのであろう。下に、「筑波嶺のをてもこのもに」(三三九三)という例があり、東歌的訛の口調である。巻十七(四〇一一)の長歌で家持が、「あしひきのをてもこのもに鳥網張り」云々と使ったのは、此歌の模倣で必ずしも都会語ではなかっただろう。「かなる間しづみ」はよく分からない。代匠記では鹿鳴間沈で、鹿の鳴いて来る間に屏息して待っている意に取ったが、或は、「か鳴る間しづみ」で、羂に動物がかかって音立てること、鳴子のような装置でその音響を知ることで、「か鳴る」