Japanische Klassiker mit Furigana
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lesen Sie 新・水滸伝 (しん・すいこでん) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 684.899 Zeichen · 1374 Bildschirme
と、高※(「にんべん+求」、第4水準2-1-50)はみずから迎え、このたびの大役と聖旨をつたえ、
「足下は、人も知る開国の功臣たる将軍の玄孫だ。再び、朝野に名をあげ給え」
と、その夜は公邸で歓待し、翌日、伴って徽宗皇帝に拝謁の儀をとらせた。
呼延灼をごらんあって、徽宗もたいそう頼もしがられた。風貌、物ごし、音声、まさに万夫不当の骨柄である。「よき手柄せよ、勝利のあかつきには、さらに重賞せん」と仰せあって、とりあえず彼への門出祝に、
雪烏騅
と号する秘蔵の名馬を下賜された。
烏騅とは、総身、まるで烏の濡れ羽色していたからで、蹄だけが白かった。馬卒はこれを“雪り烏騅”ともいっていた。
「総理。あなたのご推挙を感謝します。まことに今日は面目をほどこしました」
「なんの。貴公の面目はこれからでなくてはならん。ところで呼延氏、さっそくご発足だろうが、準備として、何か求められるものはないか」
「大いにあります。聞説、敵の梁山泊も昨今では一大強国ほどな兵備もあるよし。討つにはまず士気の上におく大将、次に装備で」
「その将たる器の者のお心当りは」
「目下、陳州練兵場で指揮官をしておる韓滔。