Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme

Aozora Bunko

三十

ものだがと、母や妹を寝かした後で、細々と認めました遺書二通、一本はお蘭の許へ、一本は母へ宛て、封目を固く致した山三郎、其の翌晩小原山と申す山の原中に出まして粥河圖書と決闘を致しまするお話、一寸一息吐きまして申上げます。

三十

山三郎が認めました遺書二通、その一通は母に贈りますので、其の文には粥河圖書は大賊に致して、手下の二百人からある強盗、其の女房お蘭なる者が我身の大事を知ったと云い、同類が許さんからとて生埋にしたるを山三郎が掘出したるが、今は上総の天神山の松屋に隠匿てある、此の事に就て過日より自分も心配致して、粥河圖書が改心の後は如何にも貞節なるお蘭の心を察し、故々の通り添わして遣りたいと思って居る処、大胆にもお藤を嫁に呉れという故に銚子屋に於て彼の如く耻しめました、それを遺恨に思って決闘状を附けたから、已むを得ず明晩小原山に於て同人と果し合を致す、また山三郎の申す事を聞入れて改心致せば宜しいが、左もなければ刺違えて死ぬ、吾が亡い時はお蘭が自害致すに相違ないから、不便の者と思召してお蘭に意見を加えてお引取り遊ばして、お藤の姉とも思召しお手元にお置き下さらば、私より遥に優る