Japanische Klassiker mit Furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme
八
所、荷物に木札が附いてるから見れば知れる、相州三浦郡高沢町井桁屋米藏と慥かに四布風呂敷に白い切で女房が縫って、高沢井桁米と書いてあるが証拠だ中結えもある、どうも御人体にも似合わねえ、他人の荷物を持って其処へ置いて何だ」
武「これ如何に其の方の荷物が紛失したとて濫りに他人を賊といっては済まんぞ、苟くも武士たる者が他人の荷物を持って己の物とし賊なぞを働く様なる者と思うか、手前は拙者を賊に落すか、他人の荷物を盗んだというのか」
田「盗まねえものが此所に有るものか、己が飯ア喰って魂消て誉めて居た傍に置いた荷物が無え、何より中の品物が証拠だ、麦藁細工の香箱が七つに御守がある、そりゃア村の多治郎、勘太郎、新藏、文吉、藤治郎、多藏、彌五右衞門の七人に買って来て呉れてえ頼まれて、御守が七つ御供物が七つある、それは宜えが金が二十両脇から預かって、小さい風呂敷に包んで金がある」
八
武「呆けた事をいうな、麦藁細工が七つ有ろうが、金が有ろうがそれが盗んだという証拠に成るものか、これ、番頭、これへ出ろ」
番「私は分りませんが証拠のない詰らん事をいってお武家様に御立腹おさせ申して甚だ迷惑致します」