Japanische Klassiker mit Furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme
半五「へい成程、あゝ悪いことを云った、そんな事とは知らず迂濶といったが、旦那お前さん行けば見す/\穽穴へ陥ちるので」
山「陥ちても宜い、止めるなと云ったら止めませんと云うから話したのだ」
半五「左様、悪い事を云ったねえ…何うも是ゃア…あゝ悪い事を云った、悪い事を云いましたねえ、何うも飛んだ事を云った、これ程じゃアねえと思ってうっかり云ったが、何卒旦那これだけは私の云う事を聞いて、今迄貴方のいう事は背かねえが、私も最う五十一になって、貴方より外に力に思う者はないに、万一の事が貴方の身にあった日にゃア此の浦賀に相談する者は一人も無え、何事があっても旦那の処へ駈けつけて往くのに、此の浦賀にお前さんが居ないと闇だよ、毎日役所のものが威張り廻って、動もすると素破抜をしてそりゃア騒ぎだよ、何うぞ此の事は思い止まっておくんなせえ、こりゃア本当に人助けだから」
山「それはいかんよ、向うから来てくれと云い、おう行こうと男が口外したものを反故には出来ん、一足も退く事は出来ん、仮令謀計があっても虎の穴へ這入らなければ虎の子は獲られぬから行くよ、貴様も男らしくも無え、決して止めませんと口外して今になって止めるとは何だ、貴様も西浦賀の半五郎だ、男らしくも無え、止めませんと云ったからにゃア止めるな、最う一度止れ