Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme

Aozora Bunko

三十七

ないとって、まア云わば相対間男して罪を被せて、女郎に横須賀へ売るなぞと、其の様な事を云われた義理かい、呆れ返ってもう物が云われん、さア/\さっさと帰って下さい、愚僧は其様いな事は聞くのも厭じゃ」

三十七

半治「そんな事は云わずと遣ってくんねえな」

海「出来んと云ったら、往んで下さい、阿呆な事を、人情じゃから愚僧は許すが表面になれば只は許さんぜ、何処までも届け出ますじゃ、出家という者はな、お前なぞは分らんから云って聞かすが、誰も知って居る五戒を持つと云うじゃ、これは俗には出来悪いものじゃ、其のうち偸盗戒といって仮にも盗みをする事は許さん、塵一つでも盗めないじゃ、殊に又邪淫の一戒というて此れを破れば魔界へ落るというくらいの大事なものじゃ、それに酒を飲むことが出来ん、飲酒の戒は文珠経にも出てあるじゃ、宜えか、それに妄語戒といって嘘をつくことは出来ん、えゝか、それに虫けら一ツでも命を取ることは出来ん、殺生戒といってな、それは/\出来にくいには違いない、喰い度いものも能う喰わず、飲み度い酒も能う飲まず、愛すべき女子も愛さんで慎しんでいるからこそ、方丈様とかお出家様とか云われる