Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme

Aozora Bunko

浦賀で、倫敦が上総の天神山、鉄道は朝船夕船に成っておりますだけで、お話はすべて原書の儘にしてお聞きに入れますから、宜しく其方でお聞分けを願います。金森家の瓦解に成りましてから、多く家来も有りましたが皆散り/\ばら/″\になりまして、嫡子出雲守、末の子まで、南部大膳大夫様へお預けに成りました。粥河圖書は年齢二十六七で、色の白い人品の好い仁で、尤も大禄を取った方は自然品格が違います。大分貯えも有りまして、白金台町へ地面を有ちまして、庭なども結構にして、有福に暮して居りました。眞葛周玄と云う医者を連れて、丁度十月十二日池上のお籠りで、唯今以て盛りまするが、昔から実に大した講中がありまして、法華宗は講中の気が揃いまして、首に珠数をかけ団扇太鼓を持って出なければなりません様に成って居ります。粥河は素より遊山半分信心は附たりですから、眞葛の外に長治という下男を連れて、それに芳町の奴の小兼という芸者、この奴というのは男らしいという綽名で、この小兼は厭味の無い誠にさっぱりとした女で、芸が善くって器量も好うございます。それに客愛想も好いから当時の流行妓で家には少しの貯えも有るという位、もう一人はその頃の狂歌師談洲樓焉馬の弟子で馬作という男、併し狂歌は猿丸太夫のお尻という赤ッ下手だが一中節を少し呻るので、それで