Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

えどまえのつり

江戸前の釣り

三遊亭 金馬

Lesen Sie 江戸前の釣り (えどまえのつり) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.910 Zeichen · 214 Bildschirme

Aozora Bunko

釣友今昔ものがたり

ヤッコさんいるなと思って、楽しみに飲んでいる。

二、三日の間は、寝ながらでも鼠の鈴の音が楽しみになっていたが、それからばったり、ほかの鼠も出なくなった。私の考えでは、鈴のついた鼠がほかの鼠にボイコットされて、あるいは猫と間違えられてか、家の鼠が一ぴきもいなくなった。わが計略、図にあたったと思った。

釣りは童心に返るというが、誰でもいく分かは、茶目気のあるものである。

釣友今昔ものがたり

釣友がきて誘い出す雨あがり

囲碁、将棋、盆画、盆石、歌、俳諧、書画、骨董、生け花、茶道にいたるまで、友だちもいろいろあるが、よき友は得がたいものである。

子供のころの竹馬の友、年をとっての茶飲み友だち、その中で魚釣りの友だちが一番早く親しくなるものだ。官職、地位、貴賤上下の差別なく、釣り場ですぐに悪口がいいあえる。

青ギスの乗合舟の船頭で、ボロ服を着たきたない爺さんとなじみになり、なんの遠慮もなく、いろいろ下司なはなしまでしてきて、一ヵ月も過ぎてから、その人が永田青嵐居士とわかった。

この人は、大正七年、貴族院議員に勅選され、大正十二年と昭和五年に東京市長をつとめている。