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Japanische Klassiker mit Furigana

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えどまえのつり

江戸前の釣り

三遊亭 金馬

Lesen Sie 江戸前の釣り (えどまえのつり) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.910 Zeichen · 214 Bildschirme

Aozora Bunko

竿一本の喜怒哀楽

競争釣りあれこれ

飼ってある魚を釣るにもこんな苦労がいる。

川魚で食べてうまいと思うのは、ウナギ、コイは別として、ヤマメ。次がアユ、次がイワナ、その次がマスということになる。イワナもワタを出して水洗いして、塩焼きにするのが一番うまい。

竿一本の喜怒哀楽

競争釣りあれこれ

趣味と商売とは別なものだが、初め趣味としてやっていて、商売のようになった人も数多くいる。

魚を釣って楽しむとはいうものの、一尾でも多く釣れたほうが楽しいし、また面白い。

漁師は魚をとって、その日の糧とする。釣り師は魚をとるというより、一日何のくったくもなく、都会を離れて雑音をさけ、澄み切った空気を腹いっぱいに吸い、魚と遊んでくるので、漁獲高は問題としない。

タバコをすうひまもないほど釣れて、持ちきれないほど釣っても、重労働のようではいっこうにおもしろくない。一日十里以上の道を釣り歩き、小ブナ五、六尾釣っても満足して、ひじょうに楽しく帰ってくることもある。

それも、年齢によることであるが、昭和十四、五年、四十歳前後のころは、ある釣り会で大関を張っていた。あえて自慢にもならないが、そのころの釣り姿を現在ふり返ってみると実にいやしくあさましく、他人さまから見ると、それこそ、目の色が変わっていたろうと思う。