Japanische Klassiker mit Furigana
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えどまえのつり
江戸前の釣り
三遊亭 金馬
Lesen Sie 江戸前の釣り (えどまえのつり) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.910 Zeichen · 214 Bildschirme
横の深さはわからない」
「横はアメリカまで行けますからね」
「それに居眠りにもくせがあって、前へ傾く人は、はっと気がついて後ろへそるときに落ちるので、そういう人は必ず後ろへ落ちる。後ろへそる人は、反対に前へ落ちる」
「おもしろいもんですね。おっと、この次が五井です。おりるしたくをしましょう」
昭和二十七年五月二十七日 五井クラブで、土地の者を集めて演芸会をやる。当日のメンバーは、小金馬、猫八、勝太郎、海老一菊造、稲田黄洋氏、『水之趣味』の青山浩氏、本所のお医者さま杉田保先生。
あくる二十八日は雨。晴れるのを待つ。深川の「太平」という舟宿のおやじがきていた。東京浦安あたりの青が出ないので、東京の客をこの五井まで連れてこようとする。なかなか商売もたいへんだ。五井の舟に竿立てがないので、藤作に教えていたぼくが、自分でこしらえた前ビクを見せてほめられた。
晴れてきたので、東京から連れてきた女たちに潮干狩りをさせる。青山さんがノリベカでトモを向いて釣っている。ときどき小雨が降る中を釣ったが、スレは食いが悪い。それに青サが流れてくるので、切って食わせ専門にする。
四時に納竿。