Japanische Klassiker mit Furigana
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
Lesen Sie 随筆 宮本武蔵 (ずいひつ みやもとむさし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 141.786 Zeichen · 278 Bildschirme
自詠の和歌と、疑問の一句
一 蘆葉達磨図 徳川義親所蔵
一 枯木鳴鵙図 内田薫作所蔵
一 蘆雁図 細川護立所蔵
の三種だった。
そして、その説明の任に当ったのが、当時美術史担当の滝清一博士であり、陛下にも非常に興味をもって御覧になったそうであるが、武蔵の画が、公的に、美術史の上にとりあげられ、しかもその頃としては、破格といえる、天覧の光栄に会したことは、以後の一般の武蔵観に、大きな刺戟を与えたものであったことはまたいうまでもない。
自詠の和歌と、疑問の一句
画を描いた人である。また、あれほど一道に参究した彼である。五輪書の文章は、深遠、難解でもあるが、正しい文脈をそなえ、彼が、文筆にも無関心の人でなかったことが充分にうなずかれる。けれど、彼の詩歌として遺っている明かなものはない。ただ、伝えられる和歌数首と、俳句の一証が見られるだけだ。
武蔵の和歌として伝えられているのは、次のような、禅僧の歌にも似たものである。
○
世の中はたゞ何事も水にして渡れば替る言の葉もなし
教内
人に習ひ我と悟りて手を拍つもみな教内のをしへなりけり
教外
習ひ子は悟りもなくていたづらに明し暮すや教外ならむ