Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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せいねんのしさくのために

青年の思索のために

下村 湖人

Lesen Sie 青年の思索のために (せいねんのしさくのために) von 下村 湖人 (しもむらこじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.550 Zeichen · 203 Bildschirme

Aozora Bunko

・知識の不消化について

・人事をつくして天命をまつということ

・錬磨の功

・一心不乱の美

・言葉の魔術

このことは、世の親たちにつぎのことを教える。それは、子供をいかに教育するかを考える前に、子供をいかに遇するかを考えなければならないということである。

・知識の不消化について

知識の過食ということはない。しかしその不消化ということはある。知識の不消化は決して過食のためではなく、生かじりのためである。

・人事をつくして天命をまつということ

人事をつくして天命をまつのはいい態度である。しかしたいていの人にとって、それはあぶない。というのは、果して人事をつくしたかどうかを知ることは、何人にとってもほとんど不可能だからである。

・錬磨の功

とっさの出来事を、泰然として一瞬に処理する能力は、どんな俊敏な頭脳の中にもたくわえられてはいない。それは体験に即し、事上に錬磨の功を積んで得られた意識下の能力なのである。

・一心不乱の美

自分の為すべき仕事に一心不乱になっている時ほど人間が美しく見える時はない。

・言葉の魔術

標語や格言は、それが普及されると、もうそれだけで、それが実践されているかのような錯覚を人々に起させがちなものである。大ていの知識人は、思いついたことを書いたりしゃべったりすると、もうそれだけで自分がその実践者であるかのような錯覚を起しがちなものである。