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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

と云っている。

次手に云うと、この歌の一つ前に、「あしひきの山椿咲く八峰越え鹿待つ君が斎ひ妻かも」(巻七・一二六二)というのがある。これは、猟師が多くの山を越えながら鹿の来るのを、心に期待して、隠れ待っている気持で、そのように大切に隠して置く君の妻よというのである。「斎ひ妻」などいう語は、現代の吾等には直ぐには頭に来ないが、繰返し読んでいるうちに馴れて来るのである。つまり神に斎くように、粗末にせず、大切にする妻というので、出て来る珍らしい獲物の鹿を大切にする気持と相通じて居る。「鹿待つ」までは序詞だが、こういう実際から来た誠に優れた序詞が、万葉になかなか多いので、その一例を此処に示すこととした。

○

巻向の山辺とよみて行く水の水泡のごとし世の人吾は 〔巻七・一二六九〕 柿本人麿歌集

人麿歌集にある歌で、「児等が手を巻向山は常なれど過ぎにし人に行き纏かめやも」(巻七・一二六八)と一しょに載っている。これで見ると、妻の亡くなったのを悲しむ歌で、「行き纏かめやも」は、通って行って一しょに寝ることがもはや出来ないと歎くのだから、この「水泡の如し」