Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

強く愛している女を独占しようとする気持の歌で、今読んでも相当におもしろいものである。「うつくし」は愛することで、「妻子みればめぐしうつくし」(巻五・八〇〇)の例がある。「死ねやも」は、「雷神の少し動みてさしくもり雨も降れやも」(巻十一・二五一三)と同じである。併しこの訓には異説もある。この愛するあまり、「死んでしまえ」と思う感情の歌は後世のものにもあれば、俗謡にもいろいろな言い方になってひろがって居る。

○

朝戸出の君が足結を潤らす露原早く起き出でつつ吾も裳裾潤らさな 〔巻十一・二三五七〕 柿本人麿歌集

同前。朝早くお帰りになるあなたの足結を潤らす露原よ。私も早く起きてその露原で御一しょに裳の裾を潤らしましょう、というのである。別を惜しむ気持でもあり、愛着する気持でもあって、女の心の濃やかにまつわるいいところが出て居る。「吾妹子が赤裳の裾の染め湿ぢむ今日の小雨に吾さへ沾れな」(巻七・一〇九〇)は男の歌だが同じような内容である。

○

垂乳根の母が手放れ斯くばかり術なき事はいまだ為なくに 〔巻十一・二三六八〕 柿本人麿歌集