Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
「吾をぞも汝に依すとふ、汝はいかに思ふや」(巻十三・三三〇九)という長歌の句は、この東歌に比して間が延びて居るように感ずるのである。
○
高き峰に雲の着く如す我さへに君に着きなな高峰と思ひて 〔巻十四・三五一四〕 東歌
高い山に雲が着くように、私までも、あなたに着きましょう、あなたを高い山だとおもって、というので、何か諧謔の調のあるのは、親しみのうちに大勢してうたえるようにも出来ており、民謡特有の無遠慮な直接性があるのである。高峰を繰返してもいるが、結句の「高峰ともひて」には親しい甘いところがあっていい。
○
我が面の忘れむ時は国溢り峰に立つ雲を見つつ偲ばせ 〔巻十四・三五一五〕 東歌
あなたが旅にあって、若しも私の顔をお忘れになるような時は、国に溢れて立つ雲の峰を御覧になっておもい出して下さいませ、というので、これは寄レ雲恋というように分類しているが、雲の峰を常に見ているのでこういう聯想になったものであろう。この誇張らしいいい方は諧謔でない重々しいところがあるので感が深いようである。この歌の次の、「対馬の嶺は下雲あらなふ上の嶺にたなびく雲を見つつ偲ばも」