Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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はいくのつくりよう

俳句の作りよう

高浜 虚子

Lesen Sie 俳句の作りよう (はいくのつくりよう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 45.854 Zeichen · 91 Bildschirme

Aozora Bunko

橋に来てまたはら/\と霰散る  花牛堂

大いなる霰ころがりて縁に消えざる  虚子

玉霰忽ち来り忽ち歇む  楽天

京に入つて霰に笠を叩かれつ  不迷

物思ふ窓を霰に叩かれき  不染

あられうつ石峨々として水急なり  霜磧

こんな類であります。すなわち普通の動詞副詞はたいがい切字となるのであります。――このことについては「俳句とはどんなものか」の「切字」の篇をご参照願いたいのであります。――だから前に掲げた「や」「かな」「けり」の三つでもよく、またその他のものでもようございますから、まず季題をつかまえて来て、それに切字を使って、それを十七字にしてみるということが、俳句の道にはいるためには第一の条件であります。私が前の作句の例に現在の住まっている土地である鎌倉やその他自分の身辺のことを主として取ったのは、材料は決して遠きに在るものでなく、きわめて手近いところに在ることを明らかにしたいがためでありました。何でも構わんこういうふうに句作に第一歩を踏み出してみさえすれば、やがてそろそろと「面白い句」「価値のある句」も作れるようになります。以上あげた私の句の如きは面白い句でも価値のある句でもありません。