Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくのつくりよう
俳句の作りよう
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句の作りよう (はいくのつくりよう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 45.854 Zeichen · 91 Bildschirme
もし一度も登っていないと、人から富士詣の話を聞くたびにきっと厭迫を感じるに相違ありません。ひとり富士詣に限らず、たいがいのことは一度やってみると案外なものでありますが、一度もやらない間はなんだかそのことが大層なことのように考えられて、不安で、いつもその話が出るたびに一種の厭迫を感じるものであります。
七夕の悪しき色紙に俳句かな
七夕の色紙は年々悪くなるようです、藁紙のそまつなのを見るといつも七夕というもののなつかしい感じまでが壊されそうになります。けれどもそれを忍んで俳句などを認めるところに淋しい満足があります。
淋しさや引越せし家の秋の風
転宅のしたてはどことなく家になじみが薄く落着かぬ心持のするものであります。同じ秋風でも吹き場所によって感じが違うのであります。
庭の木に来しは目白や浜日和
海岸の庭にも時々色鳥が来ます。色鳥というのは秋になると渡って来る毛色の美しい多くの小鳥のことであります。目白もその一つであります。山がかったところほどたくさんは来ませんが、天気のよい時など珍しく庭の木立に見出すことがあります。
椎の実を銀杏間近く拾ひけり
椎の木と銀杏の木と並んであるようなところで椎の実を拾った時の句と想像してください。