Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくのつくりよう
俳句の作りよう
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句の作りよう (はいくのつくりよう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 45.854 Zeichen · 91 Bildschirme
これは神社の境内などで見るところで、その銀杏の落葉も黄色くその辺に散らばっていることは、自然に連想されることと思います。
独り謡ふ謡淋しや秋の暮
謡は独り謡うのは面白いものではありません。しかしいつもこちらの勝手な時に相手を見出し得るものではありませんから、やむを得ず独り謡うこともあります。そういうときはことに気乗がせず、秋の日暮の物淋しさが格別に感じられます。
五六匹の犬庭に来し時雨かな
時雨の降る頃の庭に、交尾期の犬が五、六匹もぞろぞろと来ることがあります。私はそういう犬を見るたびに哀れを覚えます。
掛乞の来てしまひたる三時かな
田舎の簡易な生活は掛乞の来るのさえ簡単です。東京の下町などで見るような、夜の十二時を過ぎてもなお提灯の火の出入りするような光景は、淋しい鎌倉の町などでは見ることはできません。午後三時ごろにはもうたいがいな掛乞は来てしまう年もあります。
牡蠣船や道頓堀をもどり足
道頓堀に芝居などを見に行ったその帰り路に、ちょっと牡蠣船にはいって一杯やるようなことを想像したのであります。
満潮や枯蘆交り枯尾花
滑川などにも見る光景であります。冬になると岸に生えている芒も枯れ水中の蘆も枯れてちょいと見ると蘆も芒も同じもののように見えているところに、潮が満ちてくるとその枯蘆も浸り、折れて地に垂れている尾花の