Japanische Klassiker mit Furigana
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme
このレコードは幾通りも入っているが、厳格には電気以前の方がよく(私は電気以前の『ヴォルガの舟唄』を今でも二枚所持している)、その声の若さに言うに言われぬ輝きがあるが、今日手に入れることは非常に困難であり、録音の悪さという重大なハンディキャップのために、一般の愛聴盤としては、甚だしく不都合なものである。
で、一般好楽の士は、電気の初期に吹込んだ前掲の二枚に満足するのが常識であろうと思う。ビクター愛好家協会のレコードは、『ヴォルガの舟唄』と『蚤の歌』を腹合せにしているが、晩年の吹込みにかかわらず、これもかなり良いものである。それは録音技術の進歩のためであろうが、一つには晩年のシャリアピンは、一時声の若々しい美しさをスポイルした代償として、甚だしい技巧の臭味に走ったのを、老来また昔に還って、無技巧の技巧の老境に入ったためでもあろうと思う。
続いて私は『モスコーの街の唄』(JE一六五)(このレコードは再プレス盤の番号で、古いプレスは一五五七になっている。二つとも全く同一のものである)を挙げたいと思う。無知で情熱的で、野蛮で空騒ぎの好きなロシアの街の人たちの唄は、本当にこんなものでもあるだろう。