Japanische Klassiker mit Furigana
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「しなゆうき」
支那游記
Lesen Sie 支那游記 (「しなゆうき」) von Akutagawa Ryūnosuke (芥川 竜之介) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.859 Zeichen · 105 Bildschirme
瓦を敷き、岩を積みたる庭の前に諌草亭あり。庭に擬宝珠の鉢植え多し。椒山の「鉄肩担道義、辣手著文章」の碑をランプの台に使いたるも滑稽なり。後生、まことに恐るべし。椒山、この語の意を知れりや否や。
謝文節公祠。これも外右四区警察署第一半日学校の門内にあり。尤もどちらが家主かは知らず。薇香堂なるものの中に畳山の木像あり。木像の前に紙錫、硝子張の燈籠など、他は只満堂の塵埃のみ。
※台。三門閣下に昼寝する支那人多し。満目の蘆荻。中野君の説明によれば、北京の苦力は炎暑の候だけ皆他省へ出稼ぎに行き、苦力の細君はその間にこの蘆荻の中にて売婬するよし。時価十五銭内外と言う。
陶然亭。古刹慈悲浄林の額なども仰ぎ見たれど、そんなものはどうでもよし。陶然亭は天井を竹にて組み、窓を緑紗にて張りたる上、蔀めきたる卍字の障子を上げたる趣、簡素にして愛すべし。名物の精進料理を食いおれば、鳥声頻に天上より来る。ボイにあれは何だと聞けば、――実はちょっと聞いて貰えば、郭公の声と答えたよし。
文天祥祠。京師府立第十八国民高等小学校の隣にあり。堂内に木像並に宋丞相信国公文公之神位なるものを安置す。