Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme

Aozora Bunko

着けて来ましたから、互に鉄砲同士となってぴったり身構をしましたが、此の時に粥河圖書はとても敵わんと心得たと見え、鉄砲をからりっと投げ出し、馬より飛下りて草原の中へはゝアと平伏してしまった。山三郎は気抜のしたようで、

山「さア馬にお乗んなさい、それでは果し合う事が出来ん、併し此の決闘は私の方で望んだわけではござらんから、其方で退くなら退きも為ようが、早く否応の返答を承わりたい」

圖「いや実に何とも申そう様も無い事で、私が身の上を残らず御存じでありながら、銚子屋に於て男じゃから情を知って居るから云わん、心に問えと仰しゃったは誠に厚き思召しとも一向存ぜず、此の小原山へお招き申して掛合い、実に圖書の為には、貴公様は神とも仏とも申そう様もない有難いお方であるを、全く私の心得違から、刄物を扱い、剰さえ飛道具を向けましたる段は、重々恐入った次第で何分にもお許を願います、主家改易の後、心得違いを致して賊の頭となり、二百人からの同類を集めて豪家大寺へ押入り、数多の金を奪い、或は追剥を致し、又は人の娘を勾引かし、実に此の上もない悪事を致したが、最早圖書も天命遁れ難く、貴公様に於て残らず御存じの上からは、遠からずお縄にかゝって家名を穢しまする所の大罪人願わくは貴公様のようなるお方の手に掛って相果つれば、手前がこれ