Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme
頓て参りましたは前々から申し上げました西浦賀の女郎屋の弟息子、芸者小兼の情夫江戸屋半治が兄の半五郎という、同所では親分筋、至って侠気のある男ですから、山三郎も平生から何事も打明けて談合をする男、此の家の門口で馬よりひらりっと下り、門の脇へ繋ぎました。女郎屋から馬を引張って参る者はありますが、馬を繋ぐのは珍しい事で、頓て案内を云い入れますと主人の半五郎は直ぐ様それへ出て参り、
半「宜うこそ入らっしゃいました、先ずこちらへ、此の程は誠に御無沙汰を致しました…よう今日はお野掛かね、遠乗で、大層白い馬に乗ってお出でなすったな」
山「はい、少し内々の話があって参ったが、此処で話しも出来んが、何処か離坐敷はないか」
半五「へい、これ/\婆やア、彼の六畳へ火鉢を持って、茶は好いのを点れて、菓子は羊羹があった、あれを切って持って来い、さア此方へ、此処から行かれます」
と庭下駄を穿いて飛石伝いに庭の離座敷へ行って差向になりました。
半五「何か御用でございますか」
山「外の用でもないが、少しお前に内々話したい事があるが、此処は誰も聞人は居めえのう」
半五「誰も聞人は居りません、さて段々貴方にも御心配を掛けました