Japanische Klassiker mit Furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 88.963 Zeichen · 176 Bildschirme
仕儀で、誠に私もじれッたくって、漸くまア此の位出来ましたが、又材木などが差支えて…まア彼方へお出で遊ばせ、此処が這入り口で」
蘭「ほんに旦那様は材のお選みが六かしくってお囂しいからねえ」
長「併しまア十分に出来ました、広くはございませんが、此処がお座敷で、此処が貴方のお居間になる様にとって別段綺麗に出来ました」
蘭「どうも床柱でも天井でも立派なこと、何うも広い庭だねえ、彼の大きな松は」
長「あれは植えたのではない元からあるので、灯籠だけは此方へお持ちなすったので」
蘭「どうも広いお泉水で」
長「あれは海です、あんな大きな泉水が有るもんですか」
蘭「そうかえ、ほんに好い景色で誠に心持がせい/\するよ」
長「もう少し早く入らっしゃると牡丹が盛りでございました」
蘭「旦那様は今日はお家にかえ」
長「あの何んで、何とか申した変な名でございました其所へ材木を買出しながら行くって、帰りに何で周玄さんというお医者が御一緒で、事に依ると金沢へ廻るかも知れんと被仰いました、併し今晩はお帰りになりましょうか、それとも明日に成るかも知れません」
蘭「女中は幾人居るえ」
長「一人も居りません」