Japanische Klassiker mit Furigana
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えどまえのつり
江戸前の釣り
三遊亭 金馬
Lesen Sie 江戸前の釣り (えどまえのつり) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.910 Zeichen · 214 Bildschirme
そんなときに、ぼくの家にはいつでもあるぞ、とあごをなぜている。
四谷にいたころ、釣り道具屋から聞いてきましたが餌を売ってください、といってきた人がある。しかし、「おれの家は餌屋じゃない。くれろというならやるよ」と持たしてやった。
ミミズの養殖法は、サツキの挿し芽やオモトの手入れぐらいにめんどうを見てやれば、ごく簡単に誰にでもできる。植物、野菜、果物の腐敗したものを好み、ごみため、下水の近くに繁殖するものであるから、庭の片隅を二尺四方ぐらい掘り、野菜くずなどを入れ、米のとぎ水をかけ、古ムシロでフタをして、その上からもまた、とぎ水をかけ、箱か平石などをのせておく。おもしろいことに湿気を好むが、ときどき日光のあたるところがよい。
こんなことを書くと、神田末広町の釣り餌問屋保苅から営業妨害で告訴されるかもしれないが、庭のない家なら、素焼きの土器、火消し壺、ドビン、土釜、菊鉢のひびのはいったもの、また、みかん箱でも結構育てられる。要するに、容器の中と外の温度、湿気の変わらないものならば何でもよい。中へ入れる土は朝顔に使う腐葉土、ゴミ土と黒ポカの半々ぐらいがよい。