Japanische Klassiker mit Furigana
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えどまえのつり
江戸前の釣り
三遊亭 金馬
Lesen Sie 江戸前の釣り (えどまえのつり) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.910 Zeichen · 214 Bildschirme
竿は丈一と二間の二本竿の唐辛子ウキ。寒いうち、こんな水の動かぬところではなるたけ軽い仕かけがよい。
巣離れの早いうちはフナがそれほど動かないので、食わなくなったら河岸を替える。
喜三郎がフナを釣るたびに、フナを見ないで竿のしない方を見ろというのだが、年の若いせいか、竿は見ないで魚ばかり見ている。
二時、納竿。三十四尾。うち、五寸以上のが十尾あった。早いうちのフナとしては上出来である。
四時四分、郡駅発。六時五十分帰宅。それより夜席を二軒つとめる。
三月十二日 四時半起床。朝食もとらずに鶯谷駅に駆けつける。駅では、表口へまわらないと郡までの切符はないというので乗り越しにする。
六時四十六分、千葉発。八時十分、郡着。
高橋君が迎えに出ている。先日の慰問ですっかりなじみになってしまった土地の子供たちが、向こうから並んできて、「バンザイ、バンザイ」と手をあげてくれる。面目ないような嬉しいような気持ちになる。駅員諸君まで喜んでくれる。
いつであったか、国鉄のパンフレットに、「私の一番好きな駅」というので、この駅のことを書いたことがある。
そのころは、まだケバケバしたネオンや野立て広告がなかった。