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Japanische Klassiker mit Furigana

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ゆしまもうで

湯島詣

泉 鏡花

Lesen Sie 湯島詣 (ゆしまもうで) von 泉 鏡花 (いずみきょうか) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.004 Zeichen · 122 Bildschirme

Aozora Bunko

そしてまたここらの芸妓は綿のはいったものを引摺ってるといって、お前の豪がることも知っている。

成程薄着ですらりとして、そりゃ姿は可いだろう。ものが間違って、馬鹿げていて、仇気ないのが可いとして、わざとさえ他愛ないことをいうようにしこまれるくらいだそうだッてな、字引と首ッ引で、四角い字、難かしい理窟ばかり聞いてた耳に、お前が、訳の分らない、他愛のない、仇気ない、罪のないことを言ってくれるのが嬉しかった。なに面白かったんだ、面白いといやあ慰だ。それが段々嬉しくなって、可愛らしくもなり、ついこういうことにもなったんだが、他愛なさも、仇気なさも、お肚を……可いかい、政府へ知れりゃ罪人だぜ。人にゃあ交際も出来ないようなことをしながら、赤飯を食べさせられて、酔って来るようになりゃ沢山だ。」とひそひそながら声と共に手に力が入ったので、蝶吉は赧らむ顔を外しもならず、呼吸を引くように唇を動かしている。

様子を見守り、

「可哀そうに、決して、それを責めるのじゃあない。さっきも言う通、お前がお前だから何とも思いはしないけれど、お前は十九で、私は二十五。七ツ違いの兄さんだ。