Japanische Klassiker mit Furigana
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
Lesen Sie 迷信と宗教 (めいしんとしゅうきょう) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 151.147 Zeichen · 298 Bildschirme
この種類のもので、私の知っておるうちの興味のある若干を、左に書きつけてみよう。
一、寝台から起きたときは右足をさきに床に下ろせ。
一、鳥が室に入ったのは死魂が来たしるし。
一、黒い油虫の夢を見たときは許嫁ができる。
一、ろうそくは三本立ててはならぬ。必ず二本か四本立てよ。
一、熟した果実の夢を見れば恋文が来る。熟せぬ果実を夢みれば涙の種。
一、牛の群れが夕方家に帰るとき、赤牛がさきに立てば翌日は好天気。
一、旅立ちの前刻には、家人すべていったん椅子に着け。
一、新月を見たとき、すぐ財布を握れば金が手に入る。
一、えくぼは誕生の際、愛の女神がキスした跡ゆえ、えくぼのある人は永久に愛をうく。
一、右の目がかゆきときは泣くことあり、左の目がかゆければ嬉しいことあり。
一、十三の数は不しあわせ。
かぞえ立てれば数限りがないが、これらはみな真剣に受け取られておるので、百も二百もあるこの種の迷信は、常にロシア人のために悲喜の種を作っておる。
露暦四月一日は、嘘をつくことの公許された日としてある。楽天的で子供らしいところのあるロシア人のことであるから、二、三日前から趣向を凝らしておいて、当日になるとさかんにだまし合いをやる。