Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しゅっけとそのでし

出家とその弟子

倉田 百三

Lisez 出家とその弟子 (しゅっけとそのでし) de 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 121 812 caractères · 248 écrans

Aozora Bunko

だがどうせ醒めずにはおかないのだ。(縁さきに出る。重たそうに咲き満ちた桜の花を見る)よう咲いたなあ。(間。遠くのほうで静かに蛙が鳴いている。考える)ほんに昔のむかしのことだ。(追想に沈む)

唯円 (登場。親鸞を見ると、ひざまずいて泣く)

親鸞 (そばに寄り背をたたく)唯円、泣くな。私はたいてい察している。きつくしかりはしない。お前が自分を責めているのを知っているから…………

唯円 私はかくしていました。たびたびお師匠様にうそを申しました。私はどうしましょう。どうでもしてください。どのような罰でも覚悟しています。それに相当しています。

親鸞 私はお前を裁く気はない。お前のために、お前の罪のために、とりなしの祈りを仏様にささげている。

唯円 私を責めてください。鞭打ってください。

親鸞 仏さまはゆるしてくださるだろう。

唯円 すみません、すみません。

親鸞 そのすまぬというこころを、ありがたいという心に、ふかめてくれ。

唯円 永蓮様が、さっき本堂で永蓮様が(新しく涙をこぼす)私の手をお握りあそばして、ゆるしてくれとおっしゃいました。私はたまらなくなりました。私はあのかたをお恨み申していたのですもの。