Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しゅっけとそのでし
出家とその弟子
倉田 百三
Lisez 出家とその弟子 (しゅっけとそのでし) de 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 121 812 caractères · 248 écrans
第四場
善鸞 わたしは何もわかりません。
勝信 お父上はたいそうそれを気にしていられます。きっとあなたにそれをおたずねなされます。
善鸞 わたしは何も信じられないのです。
勝信 信じるといってください。信じると。お父上のお心が安まるために。
善鸞 でもわたしは…………
勝信 この世を去る人の心に平和をあたえてあげてください。
善鸞 (不安そうに)えゝ。
僧三 (いそぎ門より登場)善鸞様はまだお見えなさいませぬか。
善鸞 ただ今到着つかまつりました。
僧三 一刻も早く奥院へ。皆様お待ちかねでございます。もはや御最後も迫りました。
退場。
善鸞、勝信門に馳せ入る。輿それにつづく。僧二人も退場。舞台一瞬間空虚。黒き鳥四、五羽庭の木立ちより飛びいで、月の前をかすめて怪しげなる声にて鳴きつつ、屋根の上を飛ぶ。舞台回る。
第四場
舞台、第二場に同じ。夜。仏壇にあかあかと灯明がともっている。行灯の灯影に弟子衆、帰依の武家、商人らつつしみ並びいる。親鸞の寝床のそばに医者侍して脈をとりいる。唯円は枕もとに近く侍して看護しつつおり。不安の予感一座を支配している。
親鸞 (目をつぶり、小さき声にて語る。