Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

Lisez 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) de 野村 あらえびす (のむらあらえびす) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 344 837 caractères · 680 écrans

Aozora Bunko

併せ聴くのも興味が深かろう。

更に二、三枚のカサルスを求める人に、私はビクター愛好家協会の第二回の掉尾の名レコードであった『コール・ニドライ』、二枚三面を算えなければなるまい。『コール・ニドライ』は、マックス・ブルッフの傑作、ヘブライの祈りの歌であるが、幽玄哀切な調べに、宗教も国境も越えて人の心に沁み入るものがあるだろう。歌ではかつて電気以前のグラモフォンに入ったバリトンのシュワルツが傑出していたが、ヴァイオリンではフーベルマンの入れ直しがすぐれ、チェロでは、多くのチェリストが一枚ずつは入れているが、カサルスの高雅幽遠な趣に及ぶのは一枚もない。このレコードの第四面目はバッハのチェロの組曲第二番(ハ長調)のプレリュードで、名レコードの一つにされているが、最近、カサルスは幸いバッハの組曲の二番と三番とをレコードし、続いて他の組曲をも、全部吹き込むことになったと伝えられている。

ところで、以上に掲げたレコードを聴いた人たちは、もう五、六枚のカサルスを欲求するのは、当然のことであろうと思う。その時私は、ワーグナーの『タンホイザーの夕星の歌』と『名歌手の懸賞の歌』