Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しょくりょうめいい
食料名彙
柳田 国男
Lisez 食料名彙 (しょくりょうめいい) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 30 898 caractères · 61 écrans
イモジ
ダツ
フワイ
タホド
イモジ 里芋の茎を蔭乾しにしたものを、信州下伊那地方ではイモジという。五月頃野菜ものの乏しい際に、これを出して味噌あえなどにして食べる(日本農業雑誌二巻一三号)。茎立ちをクモジといった類とも考えられるが、イモジは古くは鋳懸屋のことであった。多分はこの名に托して食物のわびしさを紛らそうとしたのであろう。鋳物師をオイモヤサンと戯れた手毬歌なども処々に残っている。
ダツ 愛知県の市郡から飛騨にかけて、芋殻すなわち里芋の茎をダツといっている。名の起りはまだわからない。
フワイ 喜界島では今でも芋田があって田芋を作っている。芋餅は五月五日の定まった食物にもなっているが、別にその茎を食料にすることも栽培の一つの目的であるらしい。この芋茎をフワイというのは(同島食事日誌)、くわい(すなわち慈姑)の転用のようにも見られるが、どちらが前であったかは実はきめられぬのである。
タホド 津軽では慈姑を田ホドといっている。野生のホド芋は見たこともない人が多くなったが、阿波の剣山周囲その他の山村では、これを掘って食った記憶が新らしく、ほとんと馬鈴薯に逐われたと言ってもよい。東北の瓜子姫昔話には、通例爺と婆とのホドを掘って来て食わせる一条を伴のうている。