Classiques japonais avec furigana
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lisez 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) de 野村 あらえびす (のむらあらえびす) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 344 837 caractères · 680 écrans
を採るが、それでは興味が片寄り過ぎると思う人は、世間並に『月光ソナタ』を選ぶのも悪くないだろうと思う。
ショパンの『練習曲』は非常な名演奏で、私は長い間これをコンサート用の標準レコードにしていたが、今ではなんと言っても吹込みの古さを蔽う由もない。作品二十五の練習曲は電気の初期の、今から十年以上前の吹込みで、作品十番の方は、それよりやや遅れて、五、六年前のものであった。
作品二十五番の方のエチュードで、第一番の『変イ長調のエチュード』などは、電気の初期のコルトーも良かったが、バックハウスの颯爽味はまた格別であった。第十一番の『木枯し』や第十二番の『ハ短調のエチュード』など、当時の我らにはほとんど讃歎の的であった。が、それも一昔前のことで、今では録音の古さのために幻滅を感ずることであろう。作品十番のエチュード全曲が発売される前に、『革命エチュード』だけ入ったレコードがあった。HMVを盛んに取った頃、それはファンたちの自慢のレコードの一枚であったが、全曲が吹き込まれて、いつの間にやら忘れられてしまった。
ブラームスの『パガニーニの主題に拠る変奏曲』は、恐らくバックハウスの最大傑作であるばかりでなく、この曲の模範的な演奏であろうと思う。