Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

Lisez 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) de 野村 あらえびす (のむらあらえびす) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 344 837 caractères · 680 écrans

Aozora Bunko

がないので、私は今でも時々出して聴いている。ペレアスはパンゼラが歌い、メリサンドはブロティエーが歌っているが、泉水の指環のシーンや、髪梳きのシーンなどは夢のような美しさだ。ほかにバスの名手マルケルが一面歌っているが、いずれにしても吹込みが非常に古いために、管弦楽の美しさがほとんど殺されているのが欠点だ。

続いて、ガーシュウィンの『ポーギーとベス』を私は好む。これもたった四枚だが(JH四五―八、名曲集六一二)、聡明にして野蛮な魅力を持つアメリカ近代オペラの面白さを堪能させる。ティベットが主役のバリトンを歌っているのも、打ってつけな荒々しさがあっていい。指揮はスモーレンス。

もう一つ、モーツァルトの『ドン・ジュアン』の抜萃に私は興味を持つ(JE四四―六、名曲集六一五)。フランスで入ったもので一応は場違いらしく感ずるが、モーツァルトの歌劇は極めてフランス的であり、相変らずパンゼラの活躍がこのレコードを値打ちづける。バスのペナンとソプラノのデルマも良い。

ソサイティ・レコードではあるが、モーツァルト歌劇協会の大物全曲二つは、その量においてだけでも、レコード全曲界に大関を張るだろう。