Classici giapponesi con furigana
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
Leggi 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 257.350 caratteri · 507 schermate
内閣文庫
普通の牛より乳牛として飼育した方が、いい牛乳がとれるのと同じようなものであろう。
私は子供の時、播州から関東に来て、関東の人のお茶をのむのには驚いた。そしてお茶うけにいろいろのものを食べる。香の物の新漬など非常に人望があるが、秋田などでは、柿のへたに塩を入れて出すのがある。所によっては茶に塩を入れてのむ所もあるらしい。茶の中にお粥などを入れてのむ所もあるが、これなど出雲のボテ茶などと同じで、お腹のすかないことを考えたのかもしれない。
内閣文庫
内閣の記録課長を四年ぐらいつとめていたため、私はまた別の方面の文献に、親しむ機会に恵まれた。内閣記録課長は別に内閣文庫に手を触れなくてもいい地位であるが、前任者の江木翼氏が、私に頼むのが名案だと建白して、内閣文庫の仕事が私にまわってきた。
内閣文庫は、昔の林道春の時分から伝わってきた「千代田文庫」と、明治初年からの出版法で納本された新刊書とが、いっしょに所蔵せられていたので、管理のしにくい文庫であった。
林道春の旧蔵本などには「渭雲遠樹書屋」の捺印や、本人の書入れなどのある貴重なものが少なくない。支那のものには、明朝のごく初期の文化の盛んな時代の、いわゆる、古渡りの詩文集などもあった。