Classici giapponesi con furigana
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
Leggi 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 257.350 caratteri · 507 schermate
ヨネ・コメ・クミ・クマなど
われわれは稲の日本史を何より大事と思っているが、米の大きな特徴は、生で食べられるという点である。それで早くから特別の地位が与えられていたのではないか。辻川の三木さんみたいな大地主の家では、土蔵の入口に「把み米食ふべからず」などと貼紙がしてあった。子供のころ、若い教員などが稲の穂を両手でさっとしごいて、それを両手でもみ、ふっと吹いて殻だけとばして、米粒だけを口の中にほうり込むのをみた。生徒もこれを見て真似をする。兵隊なんかもやったらしい。
神様に米を供えるときも、生のままである。シトギというが、米を湿らして、搗いて、お団子にしたものである。臼でひかなくても粉のような状態になる。本来神様に供える正式のものはこれであったらしい。
ヨネ・コメ・クミ・クマなど
沖縄では、米のことをこちらのようにコメとかヨネとかイネとかいわないで、マイと呼び、マイを作る、マイを食うという使い方をしている。このようにいろいろと呼び方に変化があるため、ヨネという場合と、コメという場合と、全然別の国から日本へ二度に渡来したのではないかという複数起源説を唱える人もあるが、私にはそうは思えない。