Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 81.739 caratteri · 164 schermate
〔四月の感想〕
〔四月中の重要なる出来事〕
五月三日
母様などは仕たことは憎いが罪に落すのは堪えられないと云う様な混乱した気持になって居らしったらしい。私も、若し牢に入る様な事にでもなれば、更により悪い人間になるのは分って居るのにそこを思わない被害者や巡査の心持がいやになる。三円たらずの金で人一人を暗くさせ得る人は非常に剛胆な人である。
〔四月の感想〕
青葉が美くしくなった。空の色が生に満ちて来た。四月は美くしいと云うけれ共、此度は種々の境遇に変化があったので四月は非常に長くたって行った。殆ど私が退屈した程、何と云う事はなし、私の周囲の事情から自分が全くたった一人定まった先手の星を持って多勢のものが迷うて居る中をかきわけて行こうとする生活の様に思える。
それは面白い――嬉しい事でもあるけれ共嬉しい事でもある。今年になってから始めてセンチメンタルな〔以下空白〕
〔四月中の重要なる出来事〕
四日 入学試験 合格
十日 宣誓式
五月三日(水曜)
欠席
「貧しき人々の群」の書きなおしにかかる。
When I think about my life, my heart beats quickly with sorrow and joy.